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株式会社プラスエヌ 代表取締役 野口和惠様

製造業から参入し、小児在宅ケアで活躍されている事例


株式会社プラスエヌ 代表取締役 野口和惠

平成28年11月に群馬県高崎市で訪問看護ステーションを開業された、株式会社プラスエヌ様/訪問看護リハビリステーションクローバー高崎様の事例をご紹介します。同社はこの度、群馬銀行の「ぐんぎんビジネスサポート大賞2016」の地域創生部門・努力賞を受賞されました。

小児在宅ケアへの取り組みで地元のビジネスコンテスト受賞

製造業から参入された同社ですが、代表取締役で所長を務める野口和惠様を中心に、地域に根ざし、多くの人に親しまれる身近な訪問看護ステーションを目指して取り組みを重ねていらっしゃいました。
看護師だけでなく、理学療法士、作業療法士を擁し、リハビリも力を入れて提供しているのはもちろん、助産師も所属して小児への対応も体制を整えていらっしゃいました。

そんな中、新商品・新サービスの開発、新たな市場開拓などに関する事業プランを募集する、群馬銀行の「ぐんぎんビジネスサポート大賞2016」に応募し、300件近くに及ぶ多数の応募がある中で、訪問看護リハビリステーションクローバー高崎様は、さまざまなライフステージにある企業の課題解決を官民一体で支援するこの大賞の趣旨にもっとも近い地域創生部門において、努力賞を受賞されました。
他の受賞者が技術開発や観光企画が多い中で、訪問看護リハビリステーションクローバー高崎様の取り組みは、地域への貢献の大きさが一際輝くものとなっています。

また、訪問看護リハビリステーションクローバー高崎様では、ぐんま経済新聞からの取材も受けられ、第一面に載る栄誉も手にしていらっしゃいます(お写真は、まえばしCITYエフエム『まえばしトライエブリシング』に出演された時のものです)。
在宅において活用できる医療資源が限られている現状で、訪問看護リハビリステーションクローバー高崎様が地域に提供しているサービスに対する期待と、その貢献度の大きさが伺われる出来事と言えます。

未経験から他の仕事や育児と両立して立ち上げた訪問看護

運営会社である株式会社プラスエヌの代表取締役であり、訪問看護リハビリステーションクローバー高崎の所長でもある野口和惠様は、もともと看護師(助産師)でいらっしゃいました。そして「母性看護」「小児看護」の実践を強く望んでいらっしゃいました。その実践の場として野口様が開設を考えていたものが訪問看護ステーションだったのです。

訪問看護ステーションの開業を目指し始めた時、野口様はご結婚され、地元の大きな金属加工業の代表を務めるご主人とご一緒に、その総務部で事務のお仕事をされていました。ご主人の会社は医療部品の製造もされていましたが、訪問看護の開業を目指すにあたってシナジーを感じるよりも、総務の仕事や小さなお子様2人を抱えた育児との両立ができるのか、そうした葛藤とお悩みが大きかったようです。
それまでの役割も抱えた状態での訪問看護開業というチャレンジに、「絶対に失敗できない」という覚悟で挑んだといいます。

そして私達インキュベクスとの出会いがあり、実際に訪問看護ステーション開業に向けた準備が始まるわけですが、当初から野口様ご自身が所長に立つ予定ではありませんでした。しかし、管理者として上に立てる方との良い出会いが開業までにはなく、ご自身が立つ決断をすることになりました。

利用者獲得よりも人事で苦労した立ち上げ時

開業を目指す準備の中で、また開業後の運営の中で、野口様が苦労されたのは、職員や事業所の管理だったといいます。良い出会いがなく、ご自身で所長も兼任することとなった野口さまですが、それ以外の職員の採用においても、序盤はなかなか理想とする人物とは出会えませんでした。
面談の数は多くあったもののなかなか良い方に出会えず、また、職員同士の人間関係や、モチベーションの維持などでも苦労がありました。継続してもらうにはどうすればよいのか?人事などの悩みは、利用者獲得など営業面での悩みよりむしろ大きかったといいます。
それまで経営経験がなかった野口様が、手探りで訪問看護の経営に取り組む中で、私達インキュベクスも出来る限り成功へと近づいていただくために、ご支援をいたしました。

成長の基盤となった所長の揺るがぬ意思とインキュベクスの支援

私達インキュベクスがご支援したのは、主に様々な運営上のアプローチ方法をお伝えすることでした。
インキュベクスには、全国各地、様々なご本業からの参入事例があり、参入後の準備や運営で発生する業務をどのようにすればよいか、細かく情報を揃えています。こうした情報をお伝えし、野口様の決断の背中を押すことで、また成功から遠のく部分は否定をすることで、安心して準備や運営に集中していただくことができます。
このほか、事業所の特徴を踏まえた営業指針の打ち出しや、法人代表と所長を兼任する野口様の立ち位置のあり方などについても、アドバイスをさせていただきました。

とは言っても、訪問看護リハビリステーションクローバー高崎のもっとも大きな原動力となったものは、先にもご紹介した野口様の揺るがぬ決意と、「母性看護」「小児看護」への意思だったと言えるでしょう。
野口様の思いに共感した職員の方が徐々に集まり、その人柄と磨いた技術に対して、地域の需要と信頼が集まった結果が実っています。

「小児看護」「母性看護」を目指す姿勢がステーションの特徴に

順調に準備が進み、予定通りに迎えた2016年11月1日の開業から、この記事の時点でおよそ半年。
その間、開業間もないながらも冒頭でご紹介したビジネスコンテストの受賞や、地元経済紙の取材などもあり、着実に地元での存在感を高めていらっしゃいます。

ビジネスコンテストや地元メディアの注目を集めているのは、やはり野口様が以前からずっと実践を目指してこられた「小児看護」と「母性看護」です。
生まれたばかりの0歳の赤ちゃんから、上限年齢なく小児でなくても対応を行っており、NICU(新生児特定集中治療室)から退院し専門的なケアが必要な赤ちゃんはもちろん、それぞれの事情に応じた様々な小児の在宅療育の相談に乗り、医師を含めた地域での連携によって専門的なケアの提供を行っています。
こうした小児向けの訪問看護は提供事業所が少なく、それだけでも注目を集めますが、もちろんその根底にある野口様の「小児看護」「母性看護」への強い思いが共感を呼んでいることは言うまでもありません。また、高齢者以外の障害児・障害者に向けた在宅ケアの強化は、今後の医療政策でも重要視されている内容であり、時代の流れに沿った取り組みを実践されているとも言えます。

訪問看護リハビリステーションクローバー高崎様では、インキュベクスがご提供した専用のWebサイトをしっかりと活用・更新されており、充実した情報の発信を行っていらっしゃいます。こうした情報の充実は、求職者やご家族の安心にもつながっており、採用やケアの依頼にもつながっているようです。
採用も、開業当初からリハビリスタッフの採用に力を入れていらっしゃり、常勤3名の療法士を採用された中で、そのうちの1名は今後の所長候補として成長されているそうです。

他のスタッフの方々と共に、野口様ご自身も地域での勉強会や研修会に積極的に参加されており、今後は介護認定調査員も兼任されていく予定とのことです。

今後も、訪問看護リハビリステーションクローバー高崎様のご活躍から目が離せません。


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