訪問看護と療養通所の併設モデルをおすすめする理由

ケアーズの中村です。

私たちは、全国700社以上の訪問看護ステーションの開設をお手伝いしてきました。その見地から、今後も訪問看護の重要度は上昇していくことを実感しています。これは社会的背景に添う形で、医療者・働き手のMUST・NEED・WANTであるともいえるからです。

法改正を以って中重度の要介護者の在宅での治療体制の整備を強化している昨今、『療養通所介護の併設』は他事業者との差別化、また、新たなトレンドとなります。

医療型デイサービス『療養通所介護』からはじめる訪問看護

訪問看護の設立をこれから検討される方には、療養通所介護をファーストステップとした事業の立ち上げをお勧めします。

なにより・・・

○医療機関・地域連携先との関係性構築 = 利用者の獲得ルートの開拓
○人材の確保及び育成の場 = 看護師の職場定着

など「療養通所介護」の特徴が「訪問看護ステーション」運営の大きな強みとなります。

在宅医療・介護ビジネスは、医療機関や地域との連携が運営の重要な鍵に

在宅医療・介護ビジネスでは、施設の種類に関わらず医療機関や地域との連携が運営の鍵を握ります。

療養通所介護事業所は全国でも数が少なく、退院する患者の一時受け入れ先として医療機関から必要とされており、徐々に関係性を深めつつルートを構築するために向いています。医療機関からの信頼・利用者を獲得できるようにし、その後の訪問看護の運営にも繋げていきます。

療養通所介護事業所は、利用者1.5名に対し1名以上の職員配置が、また、サービス提供時間帯を通して専従の看護師を1名配置する、が基準となります。つまり、利用者3名に対し看護師2名、少人数、小規模から始めることが可能です。医療依存度の高い利用者へのサービス提供を行う現場を用意し、訪問看護に経験が浅い看護師のトレーニングの場にもなります。

さらには、療養通所で回復し、ある程度状態が安定した利用者は、訪問看護ケアの利用者としてサービス提供継続が可能です。

こうしてはじめの一歩を大切に踏み出しながら、早期に収益を上げると同時に事業の安定性を確保します。

訪問看護の課題を解決

既に訪問看護を運営していても、その過程で発生する様々な課題があります。
療養通所介護を併せ持つことのメリットは大きいでしょう。

訪問看護へのサービス提供依頼元は、その70 % がケアマネージャーです。売上げの停滞を打破するために、医療機関からの依頼率を上げることが策となります。早期退院者数の増加に対応する療養通所は強みになります。

スキルに不安を持つ看護師も多く、介護度の高い方への医療ケア提供が必要となるこれからのために、実践において技術習得が出来る施設の併設は働く人にとって嬉しいことです。サービスの質の向上と将来の人材育成・確保が可能になります。

併設モデルをお勧めする理由は、利用者数の確保とスタッフの定着が、運営の安定に直結しているからです。自然な流れで、営業と採用を実行・強化する、多様性に帯びたニーズに応える複合的な施設運営は、これからの連携医療を確実なものとする大変理に敵ったビジネスモデルです。

これからの在宅医療・介護で求められる、地域から求められる、そんなサービスを提供する事業者になりませんか?

療養通所と訪問看護を併設した事業所のモデルルーム一例