訪問看護事業をする上で最も大切な“やる理由”

ケアーズの中村です。

今回は、皆様に2つの質問をいたします。

「なぜ、訪問看護事業をやろうと思ったのですか?」

「どのような、訪問看護ステーションを目指していますか?」

この2つの質問の答えを忘れずに、常に意識することが、訪問看護ステーションの運営をより良くするためには不可欠です。

何をするにも、“やる理由”が大切です。

訪問看護事業を始める弊社のパートナーの皆様の多くは、これまで看護・医療の分野とはあまり関わりのなかった方々だと思いますが、だからこそ、訪問看護事業の“目的・目標”を意識しなければなりません。

なぜならば、訪問看護は「人の命を預かる仕事」だからです。

“目的・目標”があいまいだったり、そこに大きな迷いがあった場合、利用者の方がステーションに「満足」や「安心」を感じることは難しいと言えるでしょう。

在宅の現場では、看取り後のグリーフケア(家族などを亡くした方に寄り添い、ケアすること)の場面で、

「看護師さん達が居てくれたから、最期まで自宅で看ることができた」

「不安だったけど、本人の望み通り自宅で安らかに息を引き取る姿を見守ることができて、本当に良かった。生前、本人もとても喜んでいた。」

というご家族の声を良く聞きます。

特にターミナル期の在宅での看取りは、関わる看護師も責任が重く不安もありますが、それ以上に「少しでも力になりたい」「支えたい」という想いが込み上げてくるので、グッと気合いが入り、頑張れます。

こうした強い想いを持ち、真剣に取り組む中で、、ケアマネージャーや医師達とも信頼関係が生まれてくるのです。

信頼関係は、最初から存在しているわけではありません

信頼関係は、最初から存在しているわけではありません。
最初から信頼関係があるのではないからこそ、

「なぜ、訪問看護事業をやろうと思ったのか?」
「どのような、訪問看護ステーションを目指すのか?」

という想いを忘れずに意識し続け、さらに、ステーションの仲間や、地域の方々にも伝えていく努力が必要です。

訪問看護事業をする上で最も大切な“やる理由”

訪問看護事業を“やる”と決めた経営者の皆様は、その最初の想い、“目的・目標”を忘れずに、知識習得に励み、看護師・療法士たちが現場で何をしているのか、実際に現場を見て感じて頂きたいです。

そして、ご自身の想いや“目的・目標”を現場にも伝えていって下さい。

たとえ最初は何となく掲げた“目的・目標”であっても、いずれは確固たる“やる理由”となる筈です。

そしてそれが、ステーションの仲間や、地域の方々に伝わることで、知らず知らずに地域や利用者に必要とされる訪問看護ステーションになっていることでしょう。

これを機に、最初に抱いた“目的・目標”を今一度、想い起こし、改めて意識して頂ければ幸いです。