発覚してからでは遅い!? 訪問看護ステーションの最低限の職場のルール『法令遵守』のチェック方法

こんにちは。ケアーズ鳥海です。

ケアーズのスーパーバイザー(SV)として全国にあるケーズ加盟訪問看護ステーションを訪問しております。

私達の日々の活動内容もこのブログを通してお伝えしていきたいと思います。よろしくお願いします。

さて、コンプライアンスという言葉や認識が広く世間に定着した昨今ですが、日々クライアントを訪ね、ヒアリングやサポートを重ねていると、言葉だけが独り歩きし現実が追いついていないと感じます。

今回は、最低限の職場のルールとしては先ず『法令遵守』であるということをここで強調し、ウッカリや雪崩的に起こりやすいミス・自覚のない不正を防ぐために出来ることとは何か、をお伝えしたいと思います。

発覚してからでは遅い、そう思いませんか?

訪問看護サービスのご利用者と向き合いながら一生懸命に仕事に励むあまり、実は記録しておくべきことをし忘れてしまった、請求時にミスがあった、本来起こってはならないことが避けられなかった、そんなことはないでしょうか。

「仕方ない…」「今更…」といった諦めから、本当に重大な事実を見過ごす結果となり、不正行為とみなされてもおかしくないことに対し麻痺してしまっているケースをよく見受けます。
冷静に考えてみてください。それでステーションは、大丈夫でしょうか。

必要なのは、情報の共有機会を確保すること

自主点検票による定期的なチェックや情報の社内共有を行う時間を作ることで、携わる全員が協力し見過しのないようにする事は可能です。
例えば、

・事業所が行っている業務の範囲に関連する法令などを定期的に学ぶ機会を設ける
・内容に基づいて全職員への研修を行い情報の共有化を図る
・保険制度やローカルルールは頻繁に変更するため、一度だけではなく、毎年の研修スケジュールに組み込み定期的に実践する

せねばならないプランに落とし込み、習慣化することが未然防止となります。

自己点検シートの存在を知っていましたか?

行政が提供している『自己点検票』の存在を知らなかった方、この際ですので内容の理解をしてしまいましょう。人員基準、設備基準、運営基準など、チェックするだけでステーションの健康診断ができます。

実施指導の有無に関わらず、定期的に行うことで法令遵守に対する職員の意識向上が望めますし、適正な運営をされていることが分かれば、それはモチベーションの維持に繋がります。

さいごに

面倒だと一蹴りしてしまうのではなく、その先に結果として、違法行為を避けることができ、事業者やスタッフを守ることにもなるのです。
そして、訪問看護事業の適正な運営に必要な知識を修得するために、開業直後の事業所にはなおさら、自己点検票を利用したチェックを行うことをお奨めします。

健全な運営を図り、安心な職場環境で最高のパフォーマンスを発揮してもらいたい!と思っています。