ケアーズの吉野です。

本日は神奈川県大和市で訪問看護ステーションを立ち上げられる、株式会社Sorriso(ソリーソ)代表取締役 永井笑子様にお越しいただきました。

永井様は人生のほとんどを医療に携わり、その中で、今後の地域医療へ役立てるために訪問看護ステーション開業を決意されたそうです。

本日は、訪問看護ステーションを立ち上げるに至ったきっかけや、訪問看護に寄せる永井様の想いなどを伺いたいと思います。

かつて看護師を目指した気持ちから現在はクリニックの経営へ


吉野:本日はよろしくお願いいたします。
まずご本業についてお伺いしたいのですが。


永井様:川崎市のクリニックで事務長をやっております。
医療業界はそろそろ38年くらいでしょうか。


38年!
永井様は、元々医療業界にご興味があったと先程少し伺ったのですが…。


はい。
私、元々看護師になりたいと思っていたんですね。それで、20歳のときにすでに子供を産んでいたのですが、看護助手として21歳で病院に就職しました。

勤めているうちに、やはり看護師になりたい、看護学校に行こうという気持ちが強く目覚めたんです。
それでちょうど娘の幼稚園の入園などで落ち着くときに看護学校に入ろうと願書を準備していましたら、その矢先の10月に勤めていた病院が急に閉鎖しちゃったんです。
それで看護学校は断念するしかなくなりました。


ああ…やる気もあり、準備も万端の、これからだというときだったんですね。


そうです。やっとこれから、というときにすべてのことがゼロに、白紙になっちゃって(笑)。

そのときほかの病院から、閉鎖した病院で勤めていた看護師さんスタッフさんなどを引き取りたいということで面接をしていただいたんですけれど。私は子供がいたということもあり、看護学校の方は断念してくれと言われました。


そこから今のクリニックの方に?


いえ。そこからいくつか別の病院に勤めたり、研究所に1年くらいいたり、今とは違う医療機関で20何年勤めておりました。

今いるところは12年目です。開業してから12年目で、今は事務長としてやっております。

訪問看護の需要はあるのに供給が少ない。患者さんの高齢化等、医療の未来への危機感から訪問看護ステーションの開設を計画、けれど・・・


クリニックや医療業界に長年いらっしゃった永井様が、訪問看護ステーション開業を志した、最初のきっかけは何だったのでしょうか?


いちばん大きいのは、自分の母親のことでしょうか。

ただ、それだけではないですね。今、うちのクリニックの患者さんもそうなんですけれど、患者さん全体のご年齢が引き上がっている、それがいちばんの理由です。

やはりこれから先の、国の方針や国家予算の問題があります。国は今後の医療の方針として、在宅に力を入れると決定しています。ですから、今後訪問看護の需要がどんどん増えるでしょうし……。

でも、うちの近所の病院などで、訪問看護をやっていたのにやめたところもあるんです。病院自体がリハビリの方に力を入れると方向転換して、そんないきさつで訪問看護をやめてしまって。

需要はあるのに、訪問看護の供給はまだまだ少ないと感じています。

それで、知り合いや友人達と一緒に訪問看護をやろうとしていたんですが、いろんな事情で頓挫をしてしまいました。

ケアーズの支援を受けて再出発!ステーション立ち上げ「後」の運営サポートがケアーズの魅力!


そういうご事情の中、ケアーズを知っていただいたのですね。
最初にケアーズを知っていただいたのは何からでしょうか?


最初はwebからです。webでいろいろなことを調べているうちに、ケアーズさんを知りました。

いろんなところのホームページを見させていただいたんですけど、特にケアーズさんに「これはすごいぞ」っていうのを感じまして、お電話をさせていただきました。


ありがとうございます。

インターネットで検索されると、弊社以外にも訪問看護の支援をする企業は見つかると思うのですが、他のところもご覧になられたうえで、最終的にケアーズにされた理由などはございますか?


訪問看護ステーションの立ち上げまでの支援をしてくれるところは、けっこうあったんですよ。

だけど、立ち上げ後のフォローがあるところがケアーズさんしか、なかったんですよね、いろいろ調べてみたのですが。


弊社の、立ち上げてからの運営サポートに魅力を感じていただいたということですね。


そうです。

開業の「後」にフォローしていただけるというところが魅力だな、と。
やっぱり、看護師はじめスタッフが不安にならないように、サポートしてくださるというのが、いちばんですよね。

様々な不安を払拭してくれる「安心感」がケアーズにはありました


あと、最初にお電話に出られたのは吉野さんでしたよね? すごく感じがよかったんです(笑)。


ありがとうございます(笑)。


私ね、お電話したとき、ものすごく不安だったんですよ。フランチャイズって金額も高かったり、いろんな面で不安があるじゃないですか。

周りの人たちから「高いよ」っていうのも言われておりましたし、とにかく不安があったんですけれど、こちらに直接おじゃまさせていただいて青井社長と吉野さんのお話を聞いて、「大丈夫」と自分の中で思えたんです。

青井社長は素敵な方だし、憧れの女性です(笑)。

周りにいちばん心配されたのが、「フランチャイズは金額が高いうえに、ある程度はやってくれるけど、その後はまた新たにお金かかるよ」ということでした。

確かに、フランチャイズは最初に出資するお金の他に、ロイヤリティっていうんですか、それが結局ずっとかかるんですよね。例えば売上の何十パーセント等、決まっている。

でもケアーズさんに聞いたら、そういうのではなく定額制だということで。もちろん、最初の金額がけっして安いというわけではないんですけれど、売り上げのロイヤリティが無いのはありがたいです。せっかく自分たちが頑張って売り上げが上がっているのに、ロイヤリティとして一定割合の金額が取られるのはちょっと。定額制であったというのが、今後のことを考えると、ありがたいと思いました。

あとは、働いていただくのが看護師さんなので、看護師さんたちのための研修などが用意されていて、参加できるというのも安心だと思いました。経験のある看護師さんばかりではないので、「困ったらケアーズに連絡して研修に参加しておいでー」と言えるじゃないですか(笑)ここが重要です。

地域の皆さんに頼られる、看護師さんにとって働き甲斐のあるステーションを目指したいです


これから、開業のご準備を開始されていよいよスタートということになると思いますが、どういったステーションを目指しておられますか。


地域の人たちから、「あそこの訪問看護師さんたち、すごくいいよ」って言われるようなステーションを目指したいと思います。

チームワークが大切だと思いますので、看護師さんたちが皆それぞれ長く勤めてもらえるように努力しながら、ご利用者の方たち、例えば、担当した高齢の利用者さんの最期をご家族の皆様と穏やかに看取ってあげられる、そんなステーションになってくれればいちばん嬉しいです。


これから実際に看護師さんやスタッフさんの採用活動に着手されるわけですが、将来一緒に働いていただくことになる方々に対して、メッセージをお願いいたします。


看護師さんは立派な資格のある方たちなので、ご自身が経験された事を充分に発揮できる仕事をしていただきたいと思っています。

病院で勤務するのが一番というのはあると思いますが、看護師さんたちもお年を召したり、お子さんが小さくて子育てがお忙しかったり、いろいろとご都合があって病院で働けない方は多くいらっしゃると思うんですね。

そういった、病院だと条件が限られてしまうマイナスの部分を補ってあげながら、かつ看護師としての仕事はしっかりできるように、皆さんが安心して仕事ができるようにサポートしたいと思っています。

また明日も仕事に行くの楽しみだな、あの利用者さんに会えるのが楽しみだなって思えるような仕事をしていただきたいなって。

例えば、昨日まで食事が思うように食べられなかった患者さんが、看護師さんが自宅に来てくれたおかげでごはんを食べられるようになった、ありがとうって、そういうふうに言ってもらえるとやっぱり嬉しいと思うんです。そんなふうに充実したお仕事ができていると感じてもらえる職場づくりをしていきたいです。

事務的な感じではなく、働くみんなで補い合える職場づくりをしたいので、協力していただければ。



ありがとうございます。
ほかになにか、永井様の訪問看護ステーションへの想いなどございましたら。


大和市は田舎の町なので……神奈川県でもはずれの、下町という感じのところなんですが、50年近く住んでいるので、やはり特別な思い入れはあります。

地域のお年寄りが、事業所の前を通ったときに「こんにちは」ってお互いに挨拶を交わせるステーション、みんなに名前が知ってもらえて、なにか相談事があったら気軽に来てもらえるようなステーションになれたらいいなと、そう願っています。

ケアーズさんのご指導を頂きながら独自の特色を持った看護ステーションになるように頑張ります。


地域の方々への想いと、看護というお仕事への永井様の強い想いが実を結んだステーションになると確信しております。

本日はありがとうございました。