訪問看護ステーションの看護師採用で失敗しやすい3つのパターン

ケアーズの中村です。

シリーズでお伝えしている「訪問看護の採用メソッド」、本日は、看護師さんの採用時に失敗しやすい3つのパターンをご紹介いたします。

残念ながら、実際に今回紹介するような採用の失敗をしてしまったというステーションのお話も、いくつか聞いております。

基本的にはどれも小さなことですが、これを機に注意して頂き、失敗しない看護師採用を目指して頂ければ幸いです。

看護師採用の失敗事例1/慌てる

「早く開業したい」という一心で、応募してきた看護師を選ばずに採用したり、求職者の提示する条件になるべく合わせるような対応を行ってしまった場合、コミュニケーションや運営に支障が出て、経営者側の思いや意見が通りにくくなってしまうケースが多くあります。

看護師の採用は、確かに「応募が少ない」「採用しにくい」というイメージがありますし、「運転資金が心配だから早く開業したい」という思いも当然です。

しかし、十分な人選をせずに採用し、後からトラブルになった場合、それ以上の時間や費用などを費やすこととなり、かえってステーション運営に支障が出てしまうでしょう。

採用にかける期間や、期間内に会ったり面談する看護師さんの数といった目標設定を行い、「採用計画」を決めておくと、慌てて採用を急いでしまうことを防げます。

もちろん、計画通りに採用が進まないということもあると思いますが、あらかじめ目標に達しなかった場合の対応も決めておくことで、焦らずに済みます。

看護師採用の失敗事例2/給与額を変更する

当初の給与額を途中で変更することは、大きなトラブルの原因となります。

事前に定めのある昇給等とは別に、採用に前後してイレギュラーな給与額の増減を行うことは避けるべきです。

増額であればまだしも、減額については「当初の話と違う」といった双方の関係悪化は避けられません。

増額であっても、特定の看護師への手当といった優遇は、他のスタッフ間ですぐ噂となり、トラブルを誘発します。

給与については、定めのない急な変更を行わず、公平な対応を心掛けましょう。

能力を見極めた上での給与決定などを行う場合には、事前にそうした内容を制度として定めておき、面接時に十分な説明を行い、納得してもらった上で、採用しましょう。

看護師採用の失敗事例3/一発採用

失敗1と似ていますが、1回の面接だけで採用を決定してしまうことで、ミスマッチが起きてしまうケースです。

大きい企業になればなるほど、あるいは非正規雇用の方より正規雇用の方のほうが、選考の段階が多くなる傾向にあります。

書類選考→1次面接→筆記試験→2次面接→役員面接→社長面接

・・・など、多いところでは何重にも選考があります。

「うちはそんなに規模が大きいわけじゃないから」

という声もあると思いますし、また、確かに選考の段階が多ければいいというものでもありません。

しかし、なるべく管理者や自社の社員といった複数の目で面接者を見極めると、ミスマッチを防ぎやすくなります。

数人での面接が難しい場合は、2回、3回と分けて面接を行ってみて下さい。

面接官の意見が割れるという場面もあると思いますので、事前に面接のチェックポイントを定めておき、意見を整理しやすくしておくとよいでしょう。

もちろん、最終的に全員の意見を集約し、判断を下すのは経営者様の役割になります。

これらの3つのパターンに陥らないように、それぞれの
注意点に気をつけて、看護師さん、療法士さんの採用を進めて下さい。