訪問看護師の面接時に必ず確認したい「ヒューマンスキル」とは!?

ケアーズの中村です。

訪問看護師の採用で、重視しなければならないスキルの1つに「ヒューマンスキル」というものがあります。

「ヒューマンスキル」とは、ステーション内で円満な関係を作りながら仕事をするためのコミュニケーション能力などのように、人間関係の構築などに求められる能力のことです。

本日は、面接時に必ずチェックしたい「ヒューマンスキル」について考えます。

「ヒューマンスキル」の高い人材の採用が業績アップに直結?

一般的に看護師やPT、OTの面接時、必ずチェックされるスキルと言えば、「ヒューマンスキル」よりも、医療処置やバイタルチェックなどのテクニカルスキルが思い浮かぶのではないでしょうか?

テクニカルスキルも看護師、PT、OTにとっては大切な要素ですが、普段から病気や老齢のため身体の自由が利きにくい方を相手にするこれらの職業では、「ヒューマンスキル」が非常に大切です。

病気などで身体の不自由や苦痛がある場合、ネガティブな思考・言動に陥りやすく、こうした状態の方と円滑なコミュニケーションを行い、あるいは苦痛やネガティブな状態を緩和するために「ヒューマンスキル」が役立ちます。

そして、「ヒューマンスキル」の高い人材をステーションが採用することで・・・ステーション内の雰囲気が和らぎ、人間関係が良好となって、結果的に業績アップにつながることさえあります。

では、看護師さん・療法士さんの面接の際に「ヒューマンスキル」を見抜くポイントについて考えてみましょう!

ポイント1:対話力はありそうか?

対話力はコミュニケーションの基本です。

利用者さんとの会話は勿論、同僚の看護師の方との意思疎通や、チームで業務にあたる際などに、その力を発揮する事ができます。

これは話す力だけでなく、人の話を聞くことができる力も含んでの話です。

こちらから投げかけた話を聞く態度や、返し方、その理解度合いを見ながら、対話力を判断しましょう。

ポイント2:責任感はありそうか?

看護師の仕事は責任が多く伴う仕事であり、これも基本となります。

利用者さんの命にも関わる仕事のため、無責任な仕事では、重大なトラブルに繋がる事もありますし、安心して仕事を任す事もできません。

責任感についても、質問への返答から責任を重視する人物なのかを判断します。

また、過去の職場でのエピソードや不満などからも、責任感から行動する人物なのか、自分勝手な行動をする人物なのかが、ある程度推測できます。

ポイント3:学習能力はありそうか?

同じ失敗を繰り返されても困ります。

また、自分の専門分野以外でも努力を怠らない前向きな姿勢も表れます。

実際の学習能力を、短時間の面接で判断することは難しいので、面接時は学習への意欲を確かめます。

ポイント4:状況判断能力はありそうか?

状況判断能力は、場にふさわしい行動だけでなく、察しの良さや協調性にもつながる能力です。

看護師の仕事は人間関係で悩む方も多く、周りの看護師の方との関係をいかにうまく作っていくかという協調性は、とても大切なポイントですが、その基本は情報判断能力が形作ります。

面接時も「ところで・・・」などと、それまでと違う話題に切り替わる瞬間がありますが、この際、臨機応変に切り替えられるかを見ると、状況判断能力を推測することができます。

ポイント5:笑顔です!

看護師は体力的にも精神的にも弱っている利用者や家族の方達と接する事が多い仕事です。

簡単なようで、とても大きなスキルが笑顔なのです。

その時の看護師の方の笑顔に、利用者の方も元気付けられたり、頑張ろうという気持になる方がいます。

これは面接時の雰囲気からストレートに判断して頂くのが一番でしょう。

訪問看護の現場では他の職場以上に「ヒューマンスキル」が重視されます!

これまで日本の企業の人事評価は、業務スキル(営業成績が良い、パソコンができる、仕事に必要な技術があるなどということ)が重視される風潮がありましたが、今後、訪問看護の現場では他の職場以上に「ヒューマンスキル」が重視されると思われます。

接遇マナーや各スタッフの「ヒューマンスキル」は確実に利用者様への付加価値となると信じています。

「ヒューマンスキル」の基本はポジティブシンキングであり、ポジティブシンキングができる人は、コミュニケーションが上手であるだけでなく、ストレスにも強いメンタルを鍛えることができます。

既存のスタッフの皆様も、「ヒューマンスキル」を心掛けて業務に取り組んでみて下さい。

面接の際に「ヒューマンスキル」に疑問を感じた時は…

また、面接の際に「ヒューマンスキル」に疑問を感じた際は、いきなり常勤の正社員として採用するのではなく、まずは、パートやアルバイトとして採用し、じっくりと「ヒューマンスキル」を見極めることも有効です。

ぜひ、参考にしてみて下さい。