訪問看護ステーション開業ストーリーVol.9『お金にならない業務について』

ケアーズの吉野です。

「柔道整復師の資格を活かして起業したい」と希望された経営者様がどのように訪問看護ステーションの開業に至ったかをシリーズでお伝えしています。

前回は『採用と営業のタイミング』についてお伝えしましたが本日は『お金にならない業務について』についてご紹介致します。

『訪問以外の業務=お金にならない業務』は経営者自身が全て担当

同社が考える訪問スタッフの働きやすさはズバリ『訪問だけに専念できる環境』であり『訪問以外の業務=お金にならない業務』は経営者自身が全て担当をしております。

『訪問以外の業務=お金にならない業務』の中には営業活動、ケアマネージャーや利用者様との連絡業務、請求業務など様々ありますが経営者が特に注力するのが以下の2点についてです。

①新規依頼の割り振り

営業先であるケアマネージャーや医療機関から新規の依頼が入った際には、通常、責任者(管理者)が訪問スタッフへ依頼を割り振る事が一般的ですが、同社では新規の割り振りを全て経営者が行っております。

これには理由があります。

同社では給与体系に訪問件数に応じた歩合を導入しており、管理者が新規の割り振りを担当するとスタッフ間の給与に開きが出てしまう恐れがあり、不平不満が出かねません。

その為、管理者への負担軽減を考え不平不満が極力出ない様に経営者自らが割り振りを行っております。

②サービス担当者会議への参加

ケアマネージャー主催のサービス担当者会議にも経営者自らが参加しております。

通常は、訪問スタッフが担当する利用者様の状態を経営者自らが把握する事で利用者様を通じた訪問スタッフとの共通点作り可能となります。

その結果、社内のマネジメント強化に繋がる事はもちろん、日頃、多忙を極めるケアマネージャーに対しても改めて自社を知っていただく絶好の営業の手段となります。

訪問看護ステーションを開業するにあたり自身が看護師等の資格が無いために現場に入れない事から参入を躊躇する方が多く見受けられますが実は訪問以外を業務を全面的にバックアップする事で十分に事業が成立する事がご理解いただけたのではないでしょうか??

これまでの記事

訪問看護ステーション開業ストーリーVol.1『経営者が訪問看護を目指した理由はとは?』

訪問看護ステーション開業ストーリーVol.2『開業場所を決定する際のポイントとその結果について』

訪問看護ステーション開業ストーリーVol.3『経営者様が開業直後に直面したスタッフ問題とは?』

訪問看護ステーション開業ストーリーVol.4『看護師・療法士のアンケート見えてきたこととは?』

訪問看護ステーション開業ストーリーVol.5『営業活動から見えてきた2つの運営モデル』

訪問看護ステーション開業ストーリーVol.6『経営者が下した決断とは?』

訪問看護ステーション開業ストーリーVol.7『稼働率と人件費率』

訪問看護ステーション開業ストーリーVol.8『採用と営業のタイミング』

訪問看護ステーション開業ストーリーVol.9『お金にならない業務について』

訪問看護ステーション開業ストーリーVol.10『一人の利用者様に訪問サービスを最大限に活用いただく方法』

訪問看護ステーション開業ストーリーVol.11『近隣のケアーズとの連携でケアマネージャーの手間を省く』

訪問看護ステーション開業ストーリーVol.12『振替!!振替!!振替!!の徹底』

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